2014年06月19日

〜ep.46 ネットゲームの二人U〜



タカさんの話を聞きながら いつの間にか 自分の苦い失恋の経験が重なり 感情移入してしまっていたのでした。
私は 気を遣って謝ってくれたタカさんに 申し訳なく思ったのでした。

「実は・・・私も長く付き合った人に 『他に好きな人』が出来たと 振られたクチなので 思い出して つい 過剰に反応してしまっただけなんです^^; ごめんなさい。」

「あっ><; だったら 余計申し訳ない・・・。 嫌な事思い出したよね? 知らなかったとはいえ ごめん!」

「わぁあああ 違う!違います! 謝ってもらうような事なんか 微塵もないですから! もう その人のことは きっぱりすっぱり 何の気持ちも持っていませんし いや 何か 軽く 『そいや あん時は悲惨だったあなぁ〜www それにしても あん時は流石にムカついたなぁ〜www』 とか 笑い話的に思い出しただけで 嫌な気になったとか 悲しくなったとかそんな深刻なもんじゃなくって ・・・何だか 言い方が悪くてごめんなさい!」


チャットって こういうときに困る 直に面と向かって話してるんじゃないから 言葉のニュアンスやイントネーションとか表情が 耳や目で確認出来ないから 怒ったような文章を文字として打ち込めば 相手の取り方しだいで 凄く怒ってるように感じたり そうでもなかったりだ。

「そっかw ならいいんだけど(;´д`)=3」

「うん はいw んで それから どうなったんですか? 電話で話したっきり別れちゃったんですか?」

「うんw で 今までのプレゼントやら荷物とか返すからとかって言われたけど いらないから捨ててくれって言って それでお終い 。・゚・(ノД`)・゚・。」

「んで それっきり? そのゲームも 辞めちゃったんですか?」

「だねw しばらく自暴自棄になったけど リアルのダチも 気ィ紛らわすのに 付き合って遊んでくれたし 会社の先輩とかも 慰めてくれたりねw まぁ その慰めの言葉が あまりにも名言だったけどねw」

「えぇ?? なになに?」

「ははw それがw 『まぁw 女子大生とただで付き合えたんだから いいとしようやwww 女子大生とかw 俺は羨ましくて堪らんわwww』 とwww」

「ぶwww た、確かに慰めの言葉としては 名言かも?www」

「だろ?www っとまぁw 俺の話は こんな感じ┐(´д`)┌ さてw 今度はリラさんの番ねw」

「う・・・(・ω・ノ)ノ 」

忘れてた・・・。
私の話も 話す約束だった・・・。

「改めて話すとなると どう話していいんだか・・・(;´-ω`) ん〜とまぁ・・・さっきチラッと話した リアルで長く付き合ってた人がいたんですけど 他に『好きな人』が出来たからって振られたって話なんですけど その元彼が その『好きな人』と上手くいっていないらしくて また私のところにフラッっとやってきたりし初めまして・・・」

「うわ!なにそれ 最低じゃね? あ・・・ごめん リラさんさっき すっきり気持ちの整理はついてるって言ってたから 正直な感想をつい言ってしまった^^; すんません」

「あぁwいぇいぇw 私もそう思いますからw 『何 今更 調子に乗ってんの!?』って実際今も思ってますからw」

「ぶwww そりゃそうだわなw あ〜・・・でも 最近元彼とかの・・・ストーカーとか事件も多いし 気を付けないとダメだよ?『ナイナイwww』って思うかもしれんけど 気だけはマジでつけとかんとダメだよ?」

「・・・・・。」

「えぇ!? ちょw マジでやばいのか!?」

「う〜ん・・・結構 精神的にきたけど 警察に友達と行ってもらって 警告?とかしてもらったり 職場の人も協力してくれたりして 私もなるべく気をつけてるし 平気 たぶんw」

「たぶんて・・・うわぁ・・・警察も当てにならんし マジで大丈夫? 家とか知られたりしてない? つか 仕事の行き帰りとか 危ないんじゃね?」

「ん〜・・・家も知ってるし 仕事場にも来たりとかもあって まぁ・・・結構 暴力的な人だから こわいっちゃ〜怖いんだけど 簡単な護身術もならったり 自分がやれることはやったし 今のところ 仕事の行き帰りも車だし平気っぽい。」

「暴力的って・・・何かされたことあるの?」

「ん〜・・・殴る蹴る?w 殴られて鼻折れたり 蹴られて膵臓が腫れて入院したりしたことがあるってか・・・わぁ^^;すいません・・・結構 内容まで言うとディープ過ぎて ドン引きしましたよねw まぁw 何というか 最近そういう感じで 大変だったなって話ですw」

「・・・いや・・・深くまで聞いたのは 俺のほうで・・・こっちこそごめん・・・それにしても・・・鼻折れるとか・・・顔に・・・女の人に手上げるとか・・・ありえんだろ。 ましてや そこまでしといて 片方と上手くいかなくなったからって また上手いこと言い寄ってみようとかいう 思考回路がそもそも人として ありえんわ。 全く理解できんし したくもない。 俺は体もひょろっこいし気も弱いほうだけど 話聞いただけで ムカついたし殴られてもいいから 一発殴りたい気分。」

「わ!ごめん! ごめんです!ヾ(・ω・`;)ノ  こんな話までするつもりじゃなかったんですけど こんな気分悪くなる話して ホント ごめんです!」

「違う違うw リラさんが悪いんじゃないよw 俺が勝手に腹を立てただけの話であって リラさんは悪くないw いや 悩んでる部分を少し詳しく聞いたら 何か俺にも『出来ること』とまでは ネット上の話だからいかなくても 何かアドバイスでも出来たらなって思ったんだよねw そしたらマジでヤバそうだから・・・どうしたもんかなぁって マジで心配。」

「どもありがとですw でも 実際今んところ 何もないし 周りの人達も気にかけてくれてるので きっと平気です。」

まいったなぁ・・・こんな事まで話すつもりじゃなかったのに つい話してしまった・・・。
あまり面識のない人に こんな内容まで話してしまってどうするのだ・・・。
今まで リアルの身近な人にしか相談をしたことが無かったし ぼんやりとごまかしながら文章にして説明するという事が私には出来なかったのでした。

「う〜ん・・・ならいいんだけど・・・。で・・・? それが原因で ネトゲ引退を考えたり? まぁ・・・リアルでそんなだったら ネトゲどころじゃないよなぁー・・・。」

「ん〜・・・ネトゲは好きだし ネトゲで仲良くしてくれる人達と話すのも好きなのですが・・・もっと問題があって」

「ん? 問題?」

私は 同じネトゲの世界に元彼が存在しているという事を タカさんに話してもいいものか 迷ったのでした。
ネトゲはリアルと違うバーチャルな世界であり そこにプライベートな問題が絡んでいると言う事を バーチャル世界でしか話をした事も無い人に言ってしまうのは 何か違うのではないか?
ただ バーチャルな世界に 一人でも私の事情を分かってくれてる人が居るって言う事は 私にとって心強い事なのは間違いない。
でも もしかしたら タカさんを何らかの形で 面倒な事に巻き込んでしまうかもしれない。
それに 折角息抜きや趣味として ネトゲを楽しんでいるタカさんが 純粋にこのゲームを楽しむ事が出来なくなってしまうかもしれない。

「ん〜・・・問題は問題なのですが これはタカさんの為にっていうのも変ですが・・・言わないでおきます^^;」

「ナニソレ めちゃ気になるー(;´Д⊂) これ 気になりすぎて夜眠れなくなって 仕事でミスしまくったら 全面的にリラさんのせいにする!」

「エェ━Σヾ(・ω・´;)ノ━!!!!」

って・・・まぁ・・・そうだよね・・・ここまで言い齧っといて 言わないとか・・・私がタカさんだとしても 気になって寝れない。

「って まぁ・・・うん。確かにここまで言っておいて言わないのもアレですよねw」

「まぁw それはそうなんだけどw リラさんが言い辛い事だったら 無理には聞かないんだけどw 俺の為にとかって理由で言わないのは 納得イカンというか・・・w 気にしなくって良いよって意味w」

タカさんは さりげなく優しい。
ん〜・・・でも 私でもそうするか・・・。

「んじゃ 言いますけど・・・。 その・・・元彼が・・・同じネトゲをやっているんです。」 

「えぇ!?ってか え? これ? このネトゲ? やばくない?」

「ごめんなさい。 気持ち悪いですよね? きっとタカさんも名前を知っている人です。 変な事を言ってタカさんが純粋にこのゲームを楽しめなくなるんじゃないかって思って・・・言ったらダメなんだろうなって思ったんですけど・・・。」

「いや そんな事より リラさん大丈夫? ゲームで接触してきたりとか無いの? 家を知ってるんだったら・・・リラさんがINしてるかどうかチェックして 家に来たりとかするんじゃない!?」

・・・! そんな事まで考えてなかった!
私は 気を付けてると思い込んでいたけど 実際 ガイさんが言ってたじゃないか ネトゲ内で元彼が私の事を聞きまわっていたと・・・。
私は家でしか ネトゲに繋がない。
この名前のキャラでネトゲにINしてる事じたいが 自分の居所を教えるものなのだ。
私は 気軽にネトゲにINしていたことを後悔した。
今 元彼がINしてきて 私を見つけたら・・・?
怖い・・・。

posted by りら at 13:38| Comment(9) | TrackBack(0) | ネットライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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